しげおのFX⑳EU離脱問題【ユーロとポンドとドル】を考えながら市場の流れを見てみる

こんばんはー

寒暖差激しいと言うか、もう寒くなって来ましたね(´д`) ブルブル…

 

あともう少しで今年も終わりですね

 

1ヶ月が早く、今年もあっという間にここまで来てしまいました( -᷄ω-᷅ )

 

それはさておき、EU離脱問題とここ最近ずっとニュースやTwitter上でも話題となりました

 

FXをやっている人であれば、相場に関係するので知っているとおもうのですが

 

もっとざっくり難しくなく頭に入れてみましょう

 

手始めに…EUとは


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欧州連合(おうしゅうれんごう、英: European Union、略称:EU)は、マーストリヒト条約により設立されたヨーロッパの地域統合体。

略称として

英語などでの表記の頭文字をとった   EU 

フランス語、スペイン語など               UE 

アイルランド語                                      AE

エストニア語                                          EL

ラトビア語とリトアニア語                   ES

キリル文字を使うブルガリア語では    ЕС

ギリシア文字を使うギリシア語では    ΕΕ 

 

いやこれは覚えなくてもいいですけど、知り合いにこれをドヤ顔で言うと嫌われますね(笑)

 

EUは、1993年に設立されたのですが

もともとの始まりは1952年欧州石炭鉄鋼共同体(英: ECSC)

 

石炭鉄鋼は武器の源である為、みんなで監視下に置いてドイツの暴走を止めるため

 

そして、欧州経済共同体(英: EEC)と欧州原子力共同体(英: Euratom)が発足した。

ざっくりと言うと武器、経済、原子力を共同管理

 

そして、EUは移動と通貨と政治の統一

 

陸続きなのに、国境がたくさんあるのでパスポート無しで通れるシェンゲン協定

 

シェンゲン協定は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定

 


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Wikipediaから拝借しております

 

だいたいパスポート無しで通れるみたいですね(´ω` )

だけど、中にはEUに入っていてもシェンゲン協定入っていない国もあるので旅行する時は要チェックですね

 

次に通貨

 

はいユーロ €ですね

 

ヨーロッパの通貨もたくさんあります

ポンド£にフラン、クローネ、マルク…

 

共通の通貨にする事で、手数料がかからず流通が良くなる

 

世界で第2位の基軸通貨であります

 

デメリットとしては、共通の通貨の為自国の金融政策がやりずらい

 

加盟国の状況も加味しなくてはならない為だ

 

A国「いやー厳しいっす、紙幣発行したい」

B国「うちは、景気良いのでしないでいいっす」

C国「こっちは、前年度と変わらないので」

この様に、どこかに合わせると言うよりは

全体的、総合的に判断しなくてはならない

 

独立的な経済政策を打ち出せないってことですね

 

あと取引量ですが、1位と2位の通貨は片方が売られた際の避難通貨として、お互いに密接な関わりを持っています。そのためアメリカ合衆国ドルとは反対の動きをすることが大きな特徴ですね

 

そしてユーロは、ユーロ圏全体ではなくフランス🇫🇷やドイツ🇩🇪などの主要国の経済指標が大きく影響します

 

特にGDP消費者物価指数が価格の動向を左右するひとつのポイントですね

 

一般的な上昇、下降の原因は、政策金利の上げ下げ

ユーロ圏全体、または各国の景気拡大or悪化

 

なので、ユーロを扱う上ではドル円との兼ね合い

主要国の経済指標をチェック、政策金利の上げ下げ

ユーロ圏全体と各国の景気をチェックしなくてはなりません

 

しかし、ユーロをチェックするという事はドルとの力関係を理解する上で大いに役にたちますし

通貨量1位2位の市場の動きを予測しやすくなります

 

ここで、疑問としてユーロ圏に属しているイギリス🇬🇧


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イギリス🇬🇧シェンゲン協定もユーロも採用しておりません

 

イギリス🇬🇧はポンド£ですね

 

かつて大英帝国として最強国を誇っていたイギリス🇬🇧

第二次世界大戦後、世界は米ソの時代に突入します

 

主戦場がヨーロッパだったという事もあり、イギリス🇬🇧も力が弱まって行きます

EUがスタートした当初は、EUとは呼ばずに「EEC」(The European Economic Community )と呼んでいました

これは1958年に始まり、最初の6ヶ国はベルギー、フランス🇫🇷、イタリア🇮🇹、ルクセンブルク🇱🇺、オランダ🇳🇱、西ドイツです。

EECの意向は経済貿易と繁栄をさせることであり、イギリス🇬🇧は1973年にデンマーク🇩🇰とアイルランド共和国🇮🇪と一緒にEECに加わりました

 

加盟国になりましたが、やはりデメリットの部分で経済政策が打ちづらい

 

シェンゲン協定により、移民問題やテロ組織の対応など色々と問題が発生してくるわけですね

 

イギリス🇬🇧は、ユーロも導入していない+シェンゲン協定も参加していないんです

 

そしてEECに参入する時は国民の意見を聞かずやっているわけで

 

相当国民の怒りを買うことになりました

 

そして2年後の1975年に国民投票を行い67%の票をうけ残留する事となります

 

そして2016年に再度国民投票を行い52%の票をうけ離脱すると宣言にいたりました

 

しかし48%は反対なわけですよ

ほぼ半数ですよね

 

やはり離脱すると新たな問題も発生するわけですよね

 

離脱するという事は完全に独立するという訳ですから

 

イギリス🇬🇧の輸出の約4割強はEU🇪🇺に行っている訳ですから離脱する事により余計な関税を払う事になりますよね

 

あとイギリス🇬🇧国民がEU🇪🇺加盟国に住んでいます

 

独立後、入国制限をするようになるなら…

これはかなりの不安材料でもあるでしょう

 

経済政策をやりやすい様に独立するのに、独立すると孤立してしまうのでは無いのか?

 

そりゃ揉めますよね( -᷄ω-᷅ )

 

そしてEU側としても、イギリス🇬🇧の経済力が無くなると考えるとすんなり、はいどうぞ…とはならないんですね

そして離脱する際には、

スマホの2年間契約してください、途中で解約すると解約金請求しますよ~的な離脱精算金がある

そんな軽いもんでは無いですけど(笑)

 

しかし、ボリス・ジョンソン現大統領は強硬派でちょっとトランプに似ている感じもします

 

ちょっと話を戻しますが、

離脱するとどうなるか…

多くの経済学者は、悪い影響を及ぼすと警告し実際にポンドは下落しました

しかし2016年にG7の中では2番目のGDPの高い成長率を記録しています

 

 

そしてポンドは、世界第4番目に流通している通貨であり、かつての主軸通貨


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そしてドルや、ユーロに比べると流通量が少ないため投機の対象になりやすく、1単位あたりの円価格も大きいため値動きが激しくなりやすい通貨

 

 

ポンドの主な上昇要因は
国際情勢
軍事衝突など地政学リスクや世界的な金融不安の後退

金融政策
金融引き締め(観測の高まり)
経済指標
GDP、CPI、PMIなど経済指標が市場予想を上回る良い数字の場合 


主な下落要因
国際情勢
軍事衝突など地政学リスクの高まりや世界的な金融不安の台頭
政治
スコットランド独立機運の再燃
金融政策
金融引き締め観測の後退
経済指標
経済指標が市場予想を下回る悪い数字の場合

それとポンドは原油価格に意外と影響を受けます。

この理由はイギリスが隠れた資源国なので

 

イギリスは北海油田を抱え、石油製品はイギリスの主要輸出製品

そのため、原油価格がイギリス経済に与える影響は小さくないです

イギリス経済に影響を与えるということは当然イギリスで使われている「ポンド」の価格に影響が出ます

 

ここまでざっくり書いて来ましたが

指標やニュースで左右するばかりではありません

 

確かにファンダで急な上げ下げがあっても、やはりテクニカルも大事です

しかし、勉強するという事は大事な事です

 

情報を過信するのは良くないですが、

 

ひとつのポイントしてチャートを見る上で良い材料になりますよね

 

まぁ自分もEU離脱問題はかなり気になっていますし、

それに加えて学生当時勉強した様なしてない様な言葉も

FXのおかげで再学習しております(笑)

 

大人の教養としてももちろんいいですしね(´ω` )

 

なんにせよ学ぶとは歳は関係ありませんから

 

若くても歳とっても恥ず事無くやりましょう

 

まぁ私が言うことではないですが(笑)

 

それでは、また次の機会で🇪🇺🇬🇧🇫🇷🇩🇪🇯🇵🇺🇸😀

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